2017年01月09日

子どもの脳を育てるD

いつも講演会で
私が繰り返し言っている
子どもの「脳育」に夫婦仲が関係することが、
最近の研究で科学的に明らかになってきました。

父母のケンカをそばで見たり
聞いていた子どもの脳は、
後頭葉の一部に委縮が見られ、
主に記憶と感情の中枢である海
馬や扁桃体に障害があることが判明したのです。

また右脳の視覚野の容積が20%小さくなり、
注意力や視覚的な記憶力が低くなる
といった研究報告もあります。

家庭内不和といった、極端な例でなくても、
子どもに心理的に一番近い母親の情緒が不安定だと、
乳幼児期(胎児期においても)
子どもは情緒的にストレスが高くなります。

心身が安定している母親が安心して、
あるリズムで語りかけると、
乳児は同じようなリズムで返します。

母親が別のリズムで語り掛けると、
乳児も同じように応えて、
まるで2人で二重奏を奏でているかのようなやりとりをします。

ところが、母親がなにか不安な気持ち、
特に子どもを心配する言葉を口にしていると
、乳児からなんの反応も得られず、
かえってひどく泣いたりします。

子育てでは、母親の安心感を、
周囲がどのように確保し、
守り続けるのかがとても大切だと分かります。

私は、昨今のイクメンブームに
少し反発したことを言っています。

それは、父親がミルクをやったりあやしたりすることよりも
もっと目を向けるべきは
母親のケアである、と。

育児や家事、日常で
困っていることはないかと
気にかけ、悩みを共有すること。
同じように悩め、というのではなく
母親が悩んでいる、ということを共有することが
大事である、ということです。

子育ては父母、両輪が必要であると
私は何度も言っています。

でも役割は明らかに違います。

その役割の中で最も大切なことは
父親は奥さんを、
母親は旦那様を
しっかり見て、思い合い、
声をかけて心を分かち合うことだと
思っています。

それが、子どものココロの安定につながり
脳を育てていくのは
間違いありません。




posted by misa at 23:00| Comment(0) | 脳育プロジェクト

子どもの脳を育てるB


「どうすれば子供は伸びますか?」

22年前から塾の講師をしていて、

一番多く受ける質問です。


「親御さんにお願いするのは、

時間管理と健康管理だけです」

とお答えしていますが、

実は、子供を伸ばすのも活かすのも、

言葉がけではないかと思っています。


数年前、筑波大の研究チームにより、

育児で「ほめる」ことの重要性が、

科学的に初めて証明されました。


父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、

その子供の社会適応力は明らかに高くなったのです。

また、協調性・主体性など

5分野でもほめられた子供の方が数値が高く、

「ほめられる子は思いやりも育つ」

ことも分かりました。


エンパワメントとは、

プラスの言葉をかけることで、

夢や希望、勇気を与え、

生きる力を湧き出させることです。


子供が持つ限りない可能性を、

十分に発揮できるような言葉がけをすることは、

冒頭の答えと言えそうです。


そんな「子どものココロと脳を育てる言葉がけ講座」を

2月2日、広陵町の小学校で講演してきます!


この学校でも講演してほしい!と言うご依頼は

こちらへどうぞ。


tsuboi@fufulovelove.com



posted by misa at 22:58| Comment(0) | 脳育プロジェクト

子どもの脳を育てるA

講座では何度もお話していますが、
夫婦仲が良いご家庭のお子様が
成績を伸ばしやすいことは、
20年以上、塾講師をしていて
ヒシヒシと感じていることです。

夫婦円満をはかる基準はありません。

なにがあれば夫婦円満で、
なにがなければダメ、というものもありません。

もちろん、両親がそろっていないといけないと
言っているのでもありません。

ただ、1000組以上の親子面接の経験から、
実体験レベルで、
夫婦関係が安定しているご両親のもとで育っているお子様には、
共通点があることが分かりました。

精神的安定と生きることへの安心感です。

それは夫婦が同じベクトルで
子育てをしていることに起因するようです。

夫婦の会話が多く、
お子様の伸ばすべき点も問題点も
共有認識があること。

子供の成育・学習状況に
家庭で責任を持っている。

両親の子供に対する態度に齟齬がないなどです。

もし、ご夫婦の間で、
子育てや教育方針に違いがあると、
お子様は混乱し、どちらに従うべきか、
常に迷い見極めなければなりません。

そこに、親子の信頼関係を築くのは難しくなります。

穏やかな夫婦の会話や信頼関係を見て取ると、
お子様の心理状態は安定し
、常に一定の安心感の中で、
勉学に打ち込むことができます。

脳科学的にみても、
この「安心感」「安定的状況」というのは
とても有利です。

お子様の健全で幸せな生育には、
親子関係と同じくらい夫婦関係が大事であると
日々痛感しています。

そんな夫婦の関係が子育てに影響を与えます、という内容の講演会が
2月19日(日)三宅町で開催されます。

脳科学者の澤口先生や、イクメン代表のつるの剛士さんも
出演されます。

詳細はチラシが完成する今週の金曜日にお知らせしますね(●^o^●)
posted by misa at 22:55| Comment(0) | 脳育プロジェクト