2017年01月09日

子どもの脳を育てるA

講座では何度もお話していますが、
夫婦仲が良いご家庭のお子様が
成績を伸ばしやすいことは、
20年以上、塾講師をしていて
ヒシヒシと感じていることです。

夫婦円満をはかる基準はありません。

なにがあれば夫婦円満で、
なにがなければダメ、というものもありません。

もちろん、両親がそろっていないといけないと
言っているのでもありません。

ただ、1000組以上の親子面接の経験から、
実体験レベルで、
夫婦関係が安定しているご両親のもとで育っているお子様には、
共通点があることが分かりました。

精神的安定と生きることへの安心感です。

それは夫婦が同じベクトルで
子育てをしていることに起因するようです。

夫婦の会話が多く、
お子様の伸ばすべき点も問題点も
共有認識があること。

子供の成育・学習状況に
家庭で責任を持っている。

両親の子供に対する態度に齟齬がないなどです。

もし、ご夫婦の間で、
子育てや教育方針に違いがあると、
お子様は混乱し、どちらに従うべきか、
常に迷い見極めなければなりません。

そこに、親子の信頼関係を築くのは難しくなります。

穏やかな夫婦の会話や信頼関係を見て取ると、
お子様の心理状態は安定し
、常に一定の安心感の中で、
勉学に打ち込むことができます。

脳科学的にみても、
この「安心感」「安定的状況」というのは
とても有利です。

お子様の健全で幸せな生育には、
親子関係と同じくらい夫婦関係が大事であると
日々痛感しています。

そんな夫婦の関係が子育てに影響を与えます、という内容の講演会が
2月19日(日)三宅町で開催されます。

脳科学者の澤口先生や、イクメン代表のつるの剛士さんも
出演されます。

詳細はチラシが完成する今週の金曜日にお知らせしますね(●^o^●)
posted by misa at 22:55| Comment(0) | 脳育プロジェクト

子どもの脳を育てる@

脳育講座でお話しています内容を、
少しづつ紹介していきます。

「子供の脳を育てる @」

医学論文を翻訳する中で、
夫婦の役割と子供の脳の成育に関する
興味深い研究がありました。

「子供の成育と脳の発達には、
両親の言葉がけが大きく関与する」
というものです。

ヘッドギアを付けて両親の声を聞き、
脳のどの部分が反応するかを測る実験では、
父・母の声で脳の違う部分が反応します。

男性と女性では声の周波数が違うからです。

また「父親と多く会話するほど、
子供の言語能力が発達する(米ノースカロライナ大学)」
という研究結果も発表されています。

これは、父と母では、同じ事象を見ても、
発せられる言葉が違うことから来ると考えられます。

例えばウサギを見てお母さんは、
何て言うと思われますか?
私なら「可愛いわね」「ふわふわね」「真っ白ね(●^o^●)」と言います。

では、父親ならどうでしょうか?

実験の母親は、私と同じ「可愛いわね」と言いました。
そして、父親は
「チーターに追いかけられたら何分持つだろう」
だったのです(*_*)

あろうことか・・・
というか、私にはその発想はありません。
餌としての見方!

そうなのです。
意図せずして、
父・母では全く違う側面を子供に見せるのです。

同じウサギの画像を見ているのに、
子供の脳内では、父・母それぞれの語り掛けで
全く異なる言語野が反応していました。

当然ですよね。

見え方が変われば、見せ方も変わる。
語りかける内容も
次に連想することも
みんな違う。

この「違い」が多様性です。
そして多様性が「寛容」を生むのだと思います。


育児において
「母は情緒を、父は知性を育む」
とされています。

母の声かけで情緒面が育ち、
父の声かけで社会性が刺激されているのです。

母は愛情の源であり、父は社会です。

夫婦の子育ての役割はそれぞれであり、
子供の脳を育てるには、
両輪で必要であることの証明と言えますね。



posted by misa at 22:54| Comment(0) | 脳育プロジェクト