2017年01月09日

子どもの脳を育てる@

脳育講座でお話しています内容を、
少しづつ紹介していきます。

「子供の脳を育てる @」

医学論文を翻訳する中で、
夫婦の役割と子供の脳の成育に関する
興味深い研究がありました。

「子供の成育と脳の発達には、
両親の言葉がけが大きく関与する」
というものです。

ヘッドギアを付けて両親の声を聞き、
脳のどの部分が反応するかを測る実験では、
父・母の声で脳の違う部分が反応します。

男性と女性では声の周波数が違うからです。

また「父親と多く会話するほど、
子供の言語能力が発達する(米ノースカロライナ大学)」
という研究結果も発表されています。

これは、父と母では、同じ事象を見ても、
発せられる言葉が違うことから来ると考えられます。

例えばウサギを見てお母さんは、
何て言うと思われますか?
私なら「可愛いわね」「ふわふわね」「真っ白ね(●^o^●)」と言います。

では、父親ならどうでしょうか?

実験の母親は、私と同じ「可愛いわね」と言いました。
そして、父親は
「チーターに追いかけられたら何分持つだろう」
だったのです(*_*)

あろうことか・・・
というか、私にはその発想はありません。
餌としての見方!

そうなのです。
意図せずして、
父・母では全く違う側面を子供に見せるのです。

同じウサギの画像を見ているのに、
子供の脳内では、父・母それぞれの語り掛けで
全く異なる言語野が反応していました。

当然ですよね。

見え方が変われば、見せ方も変わる。
語りかける内容も
次に連想することも
みんな違う。

この「違い」が多様性です。
そして多様性が「寛容」を生むのだと思います。


育児において
「母は情緒を、父は知性を育む」
とされています。

母の声かけで情緒面が育ち、
父の声かけで社会性が刺激されているのです。

母は愛情の源であり、父は社会です。

夫婦の子育ての役割はそれぞれであり、
子供の脳を育てるには、
両輪で必要であることの証明と言えますね。



posted by misa at 22:54| Comment(0) | 脳育プロジェクト